学のない僕が本を読んだ

いろんな本の感想を綴っています。参考にならないものがあるのも悪しからず。

【感想】6時間後に君は死ぬ(高野和明)ネタバレなし

 13階段でデビューした高野和明さんの短編集である「6時間後に君は死ぬ」を読みました。

6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)

6時間後に君は死ぬ (講談社文庫)

 

内容(「BOOK」データベースより)
6時間後の死を予言された美緒。他人の未来が見えるという青年・圭史の言葉は真実なのか。美緒は半信半疑のまま、殺人者を探し出そうとするが―刻一刻と迫る運命の瞬間。血も凍るサスペンスから心温まるファンタジーまで、稀代のストーリーテラーが卓抜したアイディアで描き出す、珠玉の連作ミステリー。

続きを読む

【感想】テレビが伝えない憲法の話(木村草太)

 最近、いろんなところで憲法の話が盛り上がっているので、憲法に関する新書を読んでみました。

 教科書代わりに中学生に読んでほしい一冊です。

テレビが伝えない憲法の話 (PHP新書)

テレビが伝えない憲法の話 (PHP新書)

 

内容(「BOOK」データベースより)
そもそも憲法9条、96条は改正できるのか?集団的自衛権から非嫡子相続まで。憲法論議を正しく楽しむための一冊。

続きを読む

【感想】いつまでもショパン(中山七里)ネタバレなし

 中山七里さんの「いつまでもショパン」を読みました。中山七里さんの作品は、長編であっても一気に読ませてしまう力がすごく、本作品も長編でありながらノンストップで読んでしまいました。

いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

 

内容(「BOOK」データベースより)
難聴を患いながらも、ショパン・コンクールに出場するため、ポーランドに向かったピアニスト・岬洋介。しかし、コンクール会場で刑事が何者かに殺害され、遺体の手の指十本がすべて切り取られるという奇怪な事件に遭遇する。さらには会場周辺でテロが頻発し、世界的テロリスト・通称“ピアニスト”がワルシャワに潜伏しているという情報を得る。岬は、鋭い洞察力で殺害現場を検証していく!

続きを読む